うつ病になると、家の中へ閉じこもりがちになります。
もちろん、体が動かなくて外へ出られないこともあります。
でも、それだけではありません。
外へ出るにはお金がかかるので、「お金がないから外出しない」ということもあるのです。
私も、家の中でずっと過ごしてしまう日があります。
昨日も今日も明日も、同じ景色。
うつ病の時は、毎日が止まっているように感じることがあります。
ですが最近、私は少し考え方が変わりました。
もし気に入った喫茶店があるなら、体調が少し良い日に行ってみるのも、リハビリになるのではないかと思ったのです。
もちろん、一般就労や障害者雇用で働けることも社会参加だと思います。
ですが、そこまで回復していない時期もあります。
そんな時は、「喫茶店へ行く」という小さな外出でも十分意味があるのではないでしょうか。
特に私は、人が少ない静かな喫茶店が好きです。
騒がしい場所より、落ち着いて過ごせる場所のほうが安心できます。
うつ病の時は、何を食べても味がよくわからないことがあります。
私は過食気味なのですが、周囲からは「美味しそうに食べている」と見えるかもしれません。
でも実際には、そこまで味を感じていないことも多いのです。
何を食べても、どこか砂を食べているような感覚になる時があります。
そして、自分で食事を用意すると、量の感覚もわからなくなります。
どれくらい食べれば普通なのか、自分では判断できず、結果的にたくさん食べてしまうこともあります。
ですが、喫茶店のランチは違いました。
お盆の上に「一人分」が整えられているのです。
私はそれを見て、
「これが普通の量なんだ」
と驚きました。
外食にはお金がかかります。
ですが、私にとっては、
- 少し歩く
- 外へ出る
- 人の気配を感じる
- 適量を知る
そういうリハビリにもなっている気がします。
だから、体調が少し良い日だけでも、気に入った喫茶店へ行くのは悪くないことなのかもしれません。
うつ病の時は、「大きく変わること」より、「生活に少し違う風景を入れること」が大切な時もあるのだと思います。
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