私が今日見た夢の話
最近はうつ病について書くことがなくなってしまったため、今日見た私の夢のことを書きます。
ローズライダーという題名が付いてます。
なんだか強烈な内容な夢だったので書いておきます。若干夢と違うところがあるのですけど、こんな感じの夢でした。
私の夢「ローズライダー」
なぜ犬をレンタルしたのか、私は知らない。
ただ、その犬は白かった。
大きな雄犬で、私が少しでも離れようとすると、まるで何かを恐れるように私のそばへ戻ってくる。
私はその犬を連れて、銀行へ向かった。
銀行に何の用事があったのかも覚えていない。
ただ、そこへ行かなければならないような気がしていた。
銀行の玄関まで来たところで、人だかりができていた。
何人もの人が私を逃がさないようにしている。
私は理由が分からない。
何も悪いことなどしていないはずなのに。
白い犬が落ち着かなくなった。
私は犬を抱きしめた。
「大丈夫よ」
そう言って、何度も背中を撫でた。
犬は私から離れようとしなかった。
そのときだった。
頭の中に、何かが引っかかった。
暗号。
私は、自分の頭の中に暗号があることを知っていた。
それは数字なのか、言葉なのか、それとももっと別のものなのか。
私には分からない。
けれど、誰かがその暗号を書き換えている。
そんな感覚だけは、はっきりとあった。
そして白い犬が私の頭の中へ入ってきた。
奇妙なことなのに、不思議と怖くなかった。
犬が頭の中に入った瞬間、私は気づいた。
暗号が一つ、組み替えられている。
「……違う」
私は小さく呟いた。
何かがおかしい。
私は犬を連れて、その場から逃げた。
走った。
けれど、誰かに追われているような恐怖はなかった。
ただ、ここにいてはいけない。
それだけは分かっていた。
私は静かに家へ帰ろうとした。
その途中、たくさんの警察車両が見えた。
何台も、何台も。
警察官が集まっている。
私は振り返らなかった。
そのまま歩いた。
すると突然、世界の見え方が変わった。
私は自分の身体から離れたような感覚になった。
まるで、別の誰かの目を通して世界を見ている。
そこに、一人の男がいた。
身体は真っ赤だった。
男は一台の普通の車に乗り込もうとしていた。
一見すると、どこにでもある普通の車だった。
けれど――
その中には、人がいた。
一人ではない。
何人も。
数えきれないほどの人間が、車の中に詰め込まれていた。
彼らは人間なのに、人間として扱われていなかった。
実験されている。
私はそう理解した。
赤い男が車の中へ入っていく。
そして――
殺された。
何が起きたのか分からない。
ただ、普通の車の中に、普通ではない世界が存在していた。
外から見れば、何も変わらない。
誰も気づかない。
けれど、その内部では、人間たちが何かの実験に使われている。
私はそこで思った。
もしかすると、この世界も同じなのかもしれない。
見えているものだけが、すべてではない。
銀行も。
警察も。
車も。
人間も。
そして、私自身も。
白い犬が、私のそばにいた。
私はもう一度、その身体を抱きしめた。
犬は何も言わない。
けれど私は知っていた。
この犬だけは、私を置いていかない。
私は犬と一緒に歩き出した。
暗号が一つ、変わってしまった世界を。
何も知らないふりをして。
静かに。
――ローズライダー。

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