悩みを話すことの難しさ—本当に解決できるのか？

「悩みを聞くよ」と言ってくれる人はいるけれど、正直なところ、その反応が怖いと感じることもある。
そもそも悩んでいるのは、「誰にも言えないから」こそ悩みになっている場合がほとんどだ。
だからこそ、話したところで本当に解決できるのかどうかはわからない。

痛みを共有することで楽になる人と、そうでない人

悩みを打ち明けることで気持ちが軽くなる人もいるけれど、
私のような性格だと「人を信用できない」から、
「話したら弱みを握られるかもしれない」と考えてしまうことがある。

悩みの大半は解決できないもの

多くの人は、「悩みは解決したいものだ」と思っている。
けれど実際には、悩みの大半は簡単に解決できるものではない。
むしろ、その悩みとどう付き合うかが問題になることのほうが多い。

人生を適当に生きられる人ほど悩まない？

ここでうらやましくなるのは、人生を適当に楽しめる人たちだ。
彼らは、何か問題が起こってもスルーするスキルがすごい。
まるで火だるまになっても、うまくかわせるかのように見える。
そのスキルがあれば、人生はもう少し楽なのかもしれない。
だけど、真面目な人ほど真正面から問題を受け止めてしまい、
避けることができず直撃弾をくらってしまうものだ。

人に悩みを打ち明ける怖さ

悩みを話すことで楽になる人がいる一方で、
「話せば話すほど怖くなる」という人もいる。
特に、真面目な人ほど、「暴露すること＝自分をさらけ出すこと」になり、
そうなったとき、その人は一番危うい状態にあるのかもしれない。