「筋トレでうつが治る」は本当?SNSの極論に振り回されないための心の防衛術

SNSにあふれる「こうすれば治る」という言葉の落とし穴

SNSでは「運動しろ」「日光を浴びろ」「ポジティブになれ」といった情報が多く見られます。どれも正しいことではありますが、うつ病の当事者にとってはプレッシャーになり、心を追い詰めることがあります。

アスリートも例外ではない

運動すればうつ病にならないと考えた場合、毎日トレーニングしているトップアスリートは無敵であるはずですが、現実にはそうではありません。アスリートでもうつ病に苦しむ人は少なくありません。運動はあくまで「予防」や「補助」の手段であり、絶対的な治療法ではないことがわかります。

さらに、筋トレができる人はすでに回復期に入っている場合が多いです。うつの極期には、日常の基本的な行動すら困難になることがあります。

「万能薬」を探すのをやめる

うつ病は単純な脳のエラーではなく、遺伝的要因、環境、脳内物質など複数の要素が絡み合った複雑な状態です。

  • 筋トレ: 血流改善や自信の補助になることはある
  • 食事: 体の材料となり、健康の土台を作る

ただし、これらはあくまで補助的手段です。最も重要なのは、自分のエネルギー量に合わせた休養や生活の調整を行い、専門家のサポートを受けながら対応することです。

SNSの成功体験は自分の正解とは限らない

SNSで紹介される「○○をすれば改善する」といった情報は、その人の「正解」であり、あなた自身の正解とは限りません。焦らず、自分のペースで行動し、必要に応じて専門家の指導を受けることが大切です。

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