精神科医Tomyさんが語るうつ病の感覚|普通の感覚が消える体験とは

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普通の感覚が消える体験

精神科医であるTomyさん自身も、ある時期うつ病を体験しました。最初は「これはうつかもしれない」と医者としての知識で気づきましたが、体験するまでは想像を超える感覚だったといいます。

趣味であったジムやダンスも、急に楽しくなくなり、次第に日常の楽しみや意欲が失われていきました。眠れなくなり、体と脳が少しずつ正常に働かなくなる感覚を経験したそうです。

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日常の動作が困難に

ある日、ジムでダンベルを持ち上げた際、「危ない」と思いそのまま帰宅しました。精神科医として働いていても、会話が3言しか出ない状態が続き、医師の診断によりうつ病と診断されました。

日常の中で脳の異変を感じる場面もありました。目の位置がどこにあるのか分からなくなったり、呼吸の仕方が分からなくなることもあったそうです。視界に自分の鼻が入り、不快感を覚えることもありました。

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終わらない変な考え

うつ病では、思考の連鎖も止まらなくなります。Tomyさんは「いろいろ変なことを考えてしまい、終わっても次の考えが浮かぶ」と表現します。これは脳がバグったような状態で、本人もコントロールが効かなくなる体験です。

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うつ病体験から得た学び

Tomyさんはこの経験を通して、脳や心の仕組みの理解、生活習慣や自己ケアの大切さを深く学びました。精神科医としての知識だけでなく、体験を通じたリアルな感覚が、患者への共感や指導に活かされています。

 

 

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