「なぜ私は怒られるのに、弟は許されるのか?」
「どうして努力しても評価されないのか?」
このような疑問を持ったことはないだろうか。家庭の中での扱いの違い、特定の人だけが優遇される不公平な状況は、深刻なストレスにつながる。今回は、家庭内格差に直面した経験をもとに「理不尽さへの向き合い方」を探っていく。
家庭内格差のリアル:理不尽な期待と不公平な扱い
家族の中で、「期待される子」と「問題を起こしても許される子」が存在するケースは少なくない。例えば、次のような状況に心当たりはないだろうか?
- 兄弟間の扱いの違い:一方は問題を起こしても「仕方ない」で済まされ、もう一方は小さなことでも激しく怒られる。
- 経済的な不公平:浪人、私立大学、留年費用まで支援される兄弟がいる一方で、自分には学費や交通費の支援すらない。
- 理不尽な期待:「あなたは絶対に○○しなきゃダメ」という厳しいルールを押し付けられる。
こういった環境の中で育つと、「どうして自分だけこんなに頑張らないといけないのか?」という思いが膨らみ、やがて怒りや無力感へとつながる。
怒りはどこから来るのか?心理的な側面
理不尽な状況に対する怒りは単なる感情ではなく、長年蓄積された不公平への抵抗の表れだ。特に以下の要素が強く影響する:
1. 承認欲求の否定
「あなたはちゃんとしているから大丈夫」と言われる一方で、自分の努力は評価されず、問題を起こす人が優遇される。これにより、「頑張る意味があるのか?」という疑問が生まれる。
2. 比較による不満
「○○はお金をもらえるのに、自分はもらえない」「あの人はルールを破っても許されるのに、自分は厳しく怒られる」という状況は、強い不平等感を生む。
3. 抑え込まれた怒りの爆発
長年蓄積された理不尽な扱いにより、ある時突然「もう耐えられない!」という気持ちが爆発することがある。
親の言う公平は「公平ではない」のに気づくべき
私の弟は窃盗をしてて警察にも指紋を取られてるんですよね。指紋とられた時も私の母と父はニヤニヤ笑ってたんですよ。怒らなかったですよ。一番下がかわいいんだと思うわ。
一方、私は静かに生きてきた。むしろ弟よりも良いとされる高校に通っていたんですけど、なぜかめちゃくちゃ怒られたんですよね。あの時から急激に頭の中がおかしくなったんだと思うわ。
その時、自分は「公平な扱いをしている」って親から言われてたんですよね。「なんかおかしいな」って思ってたし、歯向かうと「この家に住まわしてあげてるんだからありがたいと思え!嫌なら出ていけ」って普通に言われてたので黙ってるしかなかった。
今ならわかる。本当にあれは公平というなの黙らせるための強制だったんだなって。
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