【心が疲れているあなたへ】考えすぎないほうがいいことリスト|うつ傾向の人が陥りやすい思考パターンとは?

スポンサーリンク

◆ はじめに

「考えても仕方のないことを、なぜか延々と考えてしまう」
そんな自分を責めていませんか?

人気著書・田口久人さんは、「考えすぎないほうがいいことリスト」を紹介しています。
確かに、どれもよく考えたところで答えの出ないものばかりです。

けれど――うつ病やHSP(繊細気質)、心が疲弊している状態にある人にとっては、「考えるな」と言われても、それが最も難しいのです。

本記事では、この「考えすぎないリスト」と実際のメンタルの現場のギャップ、そして心が少しでも楽になるためのヒントをお届けします。


スポンサーリンク

◆ 「考えすぎないほうがいいこと」リストとは?

田口久人さんの書籍では、以下のような項目が紹介されています:

  • 人の気持ち

  • 将来

  • 自分を嫌ってくる人

  • 傷つけてくる人

  • 人にどう思われるか

  • 言ってしまったこと

  • 過去の失敗

  • 死んだ後どうなるか

  • 体重

  • 終わった恋

  • 将来結婚できるか

  • 子どものテストの点数

  • LINEの返事がこないこと

  • 自分ではどうにもできないこと

これらの多くは、いくら考えても「明確な答えが出ない」ことばかりです。むしろ、考えることで心が疲れてしまうのです。


スポンサーリンク

◆ でも実際には「やめられない」人もいる

うつ病や心が敏感な人は、こういったことを四六時中、休む間もなく考えてしまう傾向があります。
ウォーキング中、寝る前、食事中ですら、頭の中では同じ問いが繰り返されています。

  • 「あの人の態度、やっぱり私のせいだった?」

  • 「このまま一生、誰にも必要とされないままなのかな」

  • 「LINEの返信がないのは、私が何か悪いこと言ったから?」

頭の中は常にフル稼働し、思考のスイッチを切ることができない。
「集中できないのに、こういうことだけには集中できてしまう」――これは皮肉でも誇張でもなく、現実として起こっていることです。


スポンサーリンク

◆ なぜ考えすぎてしまうのか?

脳や心が「危険や失敗から身を守ろう」と過剰に働いているからです。
いわば、心が“サバイバルモード”に入っている状態。安心できる環境や自己肯定感が欠けていると、脳は常に「何か悪いことが起こるのでは」と先回りしてしまうのです。

また、幼少期の体験や家庭環境、周囲の反応によって、「過剰な自己反省」がクセになっている人も少なくありません。


スポンサーリンク

◆ 「考えすぎ」をやめるためにできること

▸ 1. 「今この瞬間」に意識を戻す練習

呼吸に意識を向けたり、五感に注目することで、思考のループから一時的に抜け出せることがあります。

▸ 2. 頭の中を書き出す

ノートに「今考えていること」をそのまま書き出すだけでも、客観視ができて思考が整理されやすくなります。

▸ 3. 「考えても答えが出ないことリスト」を可視化する

冒頭のようなリストを自分なりに可視化し、「これは考える必要がない」と目で見て確認できるだけでも、脳の疲労が軽減されます。


スポンサーリンク

◆ おわりに:自分を責めなくてもいい

「考えすぎてしまうこと」に悩むあなたへ。

その思考の多さは、あなたが真面目で、責任感があって、人を大切にしようとしてきた証です。
けれど、それが自分を追い詰める原因になっているなら、一度「考えない勇気」を持つことも必要です。

大丈夫です。
“本当に大切なこと”は、静かな時間の中でふと見えてくるものです。
今はまず、「考えるのをやめる練習」から始めてみませんか。

「楽天アプリケーションID」もしくは「楽天アフィリエイトID」が設定されていません。「Cocoon設定」の「API」タブから入力してください。

コメント