高校時代、体調の異変に気づいていた
高校生の頃、私は原因不明の体調不良に悩まされていた。
朝起きると、どうしても学校に行く気力が湧かない。
「今日は休みたい」と親に伝えると、父はこう言った。
「自分だって仕事を休みたいときがある。それでも行くんだ。」
そう言われると、私は無理をしてでも学校に行かざるを得なかった。
でも、本当は身体がおかしくなっていたのだ。
病気だと気づかれることなく放置された体調不良
後になってわかったことだが、私は甲状腺機能低下症だった。
ホルモンが正常に分泌されず、身体が思うように動かなかったのだ。
本来なら、早期に気づいて治療すれば良かったのかもしれない。
しかし、親が異変を理解しないと、病気はそのまま放置される。
そして、後から火だるまのように病状が悪化してしまう。
親が頼れない家庭では「自分で対処する」しかない
こういう家庭の場合、病気を発見し、対処するのは自分自身でやるしかない。
頼れる人がいないなら、病院に行く決断も、自分の判断でしなければならない。
私の親は、「しりぬぐいができる親」ではなかった。
そこは、残念に思う。
コメント