うつ病で呼吸が浅くなるのはなぜ?省エネとしての体の反応

うつ病になると、「呼吸が浅い」「体が重い」「重力に引っ張られて地面にくっついてしまいそう」そんな感覚を持つ人がいます。実際に私自身もそう感じます。

これは単なる気分の問題ではなく、人間の体が省エネモードに入っているサインとも考えられます。

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呼吸が浅くなる理由

うつ病のとき、脳や自律神経は常にストレスを抱えています。その結果、体は「できるだけエネルギーを使わないようにしよう」と働きます。

  • 深い呼吸 → エネルギーを消耗しやすい
  • 浅い呼吸 → 必要最低限で済ませる

こうして、無意識のうちに呼吸が浅くなり、省エネ状態が維持されるのです。

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重力を強く感じるのはなぜ?

体が重く、ベッドや床に引っ張られるように感じるのも同じ仕組みかもしれません。心身がエネルギーを温存しようとしているため、活動的に動けず、「地面に近い姿勢で休みなさい」という体からのサインとも言えます。

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呼吸を意識することでできること

呼吸が浅いこと自体は体の防衛反応ですが、ずっと続くと酸素不足でさらに疲労感が強まります。

  • ゆっくりと鼻から吸い、口から吐く
  • 3秒吸って、5秒吐くリズムを意識する
  • 横になったままでもできる

このように、少しずつ呼吸を意識すると、省エネ状態の体を壊さずにエネルギーを取り戻すきっかけになります。

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まとめ

うつ病で呼吸が浅くなるのは「怠けている」のではなく、人間の体が省エネのために働いている自然な反応とも考えられます。無理に改善しようとせず、できる範囲で呼吸を意識することが、回復への小さな一歩になるかもしれません。

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