旅行や美味しいものも楽しめない…うつ病で“快楽を感じられない”ときの現実

外出や旅行では気分転換にならない

周りの人からは「旅行に行ったら気分が晴れるよ」「美味しいものを食べたら元気になるよ」と言われることがあります。でも、うつ病のときは、それをしても快楽や楽しさが得られないことがあります。

美味しいものも味わえない

好きな食べ物や外食も、脳が“楽しい”と感じるシグナルをうまく受け取れないため、味や香りを楽しむ感覚が薄れてしまうのです。結果、食事をしても「疲れただけ」と感じることがあります。

思い出も残らない

旅行や外出をしても、うつ病では記憶に残りにくくなります。楽しいはずの体験も、後から振り返ると「何をしたかよく覚えていない」「ただ疲れた」という感想だけが残ることがあります。

まとめ

• うつ病では、体験や快楽を脳が正常に感じられないことがあります
• 他人のアドバイスで「楽しまなきゃ」と自分を責める必要はありません
• 「楽しめない自分を責めない」「専門家に相談する」ことが大切です