はじめに:精神科の診察で「何を言えばいいか分からない」問題
精神科に長く通っていても、いざ診察で「何を話せばいいのか分からない」と悩むことは多いものです。特に、症状が漠然としていたり、言語化が難しいと感じると、「とりあえず様子を見ますか…」という流れになりがちですよね。
そこでこの記事では、精神科の先生に伝えるべき項目をリストアップし、口に出すのが難しい人のための工夫も紹介します。
精神科で先生に伝えるべきこと(リスト)
① 具体的な症状の変化
- 最近の気分の状態(以前より落ち込む・不安が増えた・イライラがひどいなど)
- 体調の変化(食欲低下・睡眠の質・嘔吐・頭痛や動悸の有無など)
- 日常生活で困っていること(仕事や人間関係に支障が出ているか、もめたこととか)
② 薬の影響
- 服薬後の体調変化(効いている感じがするか、副作用はないか)
- 薬が合わないと感じる場合の具体的な症状(吐き気・眠気・吐き気・倦怠感など)
③ 何を相談したいのか
- 「今の治療方針でいいのか?」という疑問
- 「新しい薬の選択肢はあるか?」など治療の可能性
- 「次の診察までに気を付けることはあるか?」
口に出すのが難しい人向けの伝え方
- スマホのメモ帳に書いて、診察時に先生に渡すだけ
→ 文章なら整理しやすいし、言葉に詰まらなくて済む。元気がない時はこれで済ませる。 - 「話すのが苦手なのでメモを見ながら伝えていいですか?」と一言伝える
→ 先生も状況を理解して、落ち着いて診察しやすくなる - 症状を箇条書きでまとめておくと話しやすい
→ 長く話さなくても、ポイントだけ伝えられる。グダグダ話するより、先生もわかりやすいと思う。
まとめ
精神科の診察で何を伝えればいいのか分からないことはよくあります。症状の変化・薬の影響・相談したいことを整理し、スマホのメモに書いておくことで、スムーズに伝えられるようになります。
口に出すのが難しいと感じる場合は、先生にメモを渡す・メモを見ながら話す・簡潔に箇条書きにするなどの工夫をすることで、診察をより有意義なものにできるかもしれません。
診察後に限って、「あ、あれ言い忘れたわ!」っていうことが結構あると思います。そういう小さいことも大切な伝達事項かもしれないのでリストアップしておくのをお勧めしておきます。
いざ診察となったら、頭が真っ白になって忘れてしまうことが多いので。
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