はじめに：電話が怖い、出られないのはなぜ？
うつ病になると、日常のちょっとしたことがものすごく負担になることがある。
その一つが、**「電話できない」「電話をられない」**ことだ。
私も昔から電話が怖くて出られなかった。
今ではスマホの音もバイブも完全に切り、**「ピクリとも動かない状態」**にしている。
そんな状態でも、**「留守電にして必要な人だけ対応する」**という工夫で乗り切っている。
電話が苦手なのは、うつ病による影響なのか？それとも、もっと深い理由があるのか？
うつ病で電話に出られない理由
① 突然のコミュニケーションに対する不安
- 電話は「準備なしで会話が始まる」もの → 相手が何を話すのか分からず、プレッシャーが大きい
- うつ病の時は気力が落ちるため、即座に対応することが難しくなる
② 気力がないと会話に対応できない
- うつ病のときは、「話す」「考える」こと自体に負担を感じる
- 文字ならゆっくり読んで返信できるが、電話はすぐに返事を求められる
③ うつ病の思考の影響
- 「電話を無視すると失礼だ」と思ってしまう → それがストレスになり、ますます電話に出られなくなる
- 「何か悪いことを言ってしまうかも」 → 余計な不安が頭をよぎり、電話自体を避けたくなる
④ スマホを完全に「無反応」にすることで安心感を得る
- 音もバイブも切って、ピクリとも動かないようにすることでストレス軽減
- スマホが鳴らない＝突然の対応をしなくていいという安心感がある
電話に出られない時の対策
① 「無理して出なくてもいい」と割り切る
- 「電話に出る＝義務」ではない
- どうしても必要な連絡は、他の方法でもできる（メール・LINEなど）
② 留守電を活用する
- 「あとで確認してから対応する」ことで、余計なプレッシャーを減らせる
- 本当に必要な電話だけ、タイミングを見て折り返す
③ 事前に「電話が苦手」と伝えておく
- 仕事関係や家族には「電話よりメッセージのほうがいい」と伝えることで、負担が減る
- 「急ぎなら留守電を入れてください」としておくのもアリ
④ 必要がない通知は完全オフに
- スマホの音やバイブを切ることで、「いつ鳴るかわからないストレス」を減らせる
- 自分が対応できるタイミングでスマホをチェックするだけでOK
まとめ
うつ病になると、**「電話が怖い」「出るのが負担」**になることがある。
これは、突発的な会話に対する不安、気力の低下、ストレスによる思考の影響などが関係している。
対策として、**「無理して出なくてもいい」「留守電で後から対応する」「スマホの通知を完全オフにする」**などの方法がある。
筆者自身も、昔から電話が苦手だったが、**「必要な連絡だけ留守電で対応」「スマホはピクリとも動かない設定」**でストレスを減らしている。
うつ病の人にとって、**「電話が苦手でも、それはおかしなことではない」**という認識を持つだけでも、気持ちが少し楽になるかもしれない。
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