うつ病になると、メイクをすることが億劫になったり、そもそもメイクをしても「顔が変わった感覚」がわからなくなることがあります。
今回は、うつ病の人がなぜメイクしなくなるのか、本人の感覚を中心に解説します。
うつ病でメイクをしなくなるのは体力や気力の問題も
まず、うつ病の影響でメイクをしなくなる一番の理由は体力や気力の低下です。
- 朝起きるのが辛い
- 身支度に使うエネルギーがない
- メイク道具を使う気力が湧かない
こうした状態では、メイクをすること自体が大きな負担になります。これは誰にでも理解できる自然な理由です。
メイクで元気を取り戻そうとしても、同じの顔に見える不思議
うつ病や元気が出ない人は、メイクをすることで少しでも元気を取り戻したり、やる気を出そうとすることがあります。
しかし、うつ病ではメイクをしても変化を感じられないことが多いのです。
「してもしなくても同じ顔に見える」「ファンデーションで顔色が良くなったかわからない」という印象を受けます。
脳や感情が鈍っているため、視覚的な変化を受け取っても「変わった」と思えず、結果としてメイクをやめてしまうことが少なくありません。
他人にはわかるのに本人にはわからない
周りの人から見ると、メイクをした顔は変わったように見えるかもしれません。
しかし、本人にとっては違いを感じ取る感覚やワクワク感が鈍っているため、視覚的にも感覚的にも「変わった」と思えないのです。
これは決して異常ではなく、うつ病特有の感覚の鈍りによる自然な反応です。
メイクを楽しむための考え方
うつ病の状態でもメイクを楽しむには、「変わるため」ではなく「気分を少し動かすための手段」として考えると気が楽になります。
- 顔を変えることよりも、自分の気持ちに小さな変化を与える
- 完璧を目指さず、簡単なメイクで少しだけ楽しむ
- 高いものは買わない(1回頑張ってメイクしても、その後は放置される可能性が高いので)
こうした意識で取り入れると、心への負担を減らしながらメイクを楽しむことができます。
まとめ
- うつ病では体力や気力の低下でメイクをしなくなる
- 元気が出ない人は、メイクでやる気を取り戻そうとすることもある
- しかし、メイクしても自分では変化を感じられないことが多い
- 他人には変化がわかっても、本人の感覚は鈍っている
- 「変わるため」ではなく、「気分を少し動かすための手段」としてメイクを考えると楽になる
うつ病中のメイクは、見た目の変化以上に、心の小さな動きを取り戻すきっかけになるのです。

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