みんなが「頑張って生きよう」と言う理由
世間では「みんな頑張って生きていこう」と声を掛け合います。それは、多くの人が「生きていける」と思える要素を持っているからこそ、笑顔で前に進むことができるのだと感じます。中には忘れるために無理やり明るく振る舞う人もいますが、根本には「なんとか生きていける力」が湧いているのかもしれません。
鬱の人が感じる孤独感と「生きる気がしない」という現実
一方で、鬱を抱える人は、周りの人と鼓舞し合っても「生きていける気がしない」と感じることが多いです。
- 生きていけない要素が複数存在し、それらが絡み合って身動きが取れなくなる。
- 「問題をひとつひとつ解決しよう」と言われても、何から取り組めばいいのかすら分からない状態になる。
- 「解決したところで、果たして周りに追いつけるのか」と考え始め、さらに自己否定に陥ることも。
スキルや価値に対する自己評価の低下
「自分のスキルを活かして」とアドバイスされても、鬱を抱える人にとっては以下のような思考の連鎖が始まりやすいです:
- 「自分には価値がない」という思いが根強く、「自分ができることなんて大したものじゃない」と感じる。
- 「対価をもらうに値しない」と自己評価が低下し、さらに「自分には何ができるのだろう」と深く悩む。
このようなループに陥ると、行動に踏み出すことができず、絶望感が強まり、追い込まれる気持ちになるのです。
まとめ:鬱の人の「何もできない」思い
鬱を抱える人が感じる「生きていける気がしない」という思いは、単なる気の持ちようではなく、複雑に絡み合った感覚です。鬱って言ってもいろいろな方がいると思うので、他の人はわからないけど私の場合はこういう感じです。
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