生きやすい人たちは「世界はとてもチャラい」ということを知っている。“チャラい”って、軽薄で中身がない？って思うかもしれない。でもここで言う“チャラさ”は、「気楽」「自由」「深刻ぶらない」ってこと。だから彼らは、結果なんて気にせず、
— もて@Jibun Journey (@cococchism) June 14, 2025
世界を軽やかに渡る人たちは「深刻すぎない」という才能を持っている
「人生は気楽なもの」
「深刻になりすぎないことがコツ」
そんな風に笑って生きている人を見ると、正直、うらやましくなる。
でも同時に、「私にはとても無理だ」と感じてしまう自分もいる。
実際、SNSや日常の中で出会う「生きやすそうな人たち」は、どこかチャラさを持っている。
ただ、その“チャラさ”とは「軽薄さ」ではなく、「気楽さ」「自由さ」「深刻ぶらない姿勢」なのだと思う。
愛されて育った人は「他人の力を借りること」に罪悪感がない
私の周囲で、いわゆる「生きやすそうな人たち」を見ていると、
・他人に甘えるのが上手
・自分で全部抱え込まない
・うまく人に任せることで、自分の時間を守っている
そんな共通点がある。
彼らは、親から適切に愛された経験があるからこそ、
「人を信頼して頼ること」を自然に行えるように育っているのだと思う。
結果として、「人をうまく使う」ことができる。
それは決して悪い意味ではなく、自分も他人も尊重した関係性の築き方だ。
一方で、私は「人の役に立たないと存在価値がない」と思ってしまう
一方、私のように「我慢しなければ愛されない環境」で育った人間は、
・人の顔色をうかがう
・頼まれてもいないのに先回りして動く
・「搾取されること」に慣れている
そんな傾向を持っている。
だから、つい自分の時間や労力を“無償で”差し出してしまうのだ。
そして、いつも「与える側」ばかりで疲弊していく。
「人を使う」ことに罪悪感がある。それが“チャラく生きる世界”を遠ざける
「もっと気楽に生きたい」
「私も、上手に人に頼れるようになりたい」
そう思っても、どこかで「申し訳ない」「図々しいと思われるかも」と感じてしまう。
それは、「誰かに助けてもらうこと＝自分が悪者になること」という誤った思い込みが根底にあるから。
私たちは、「人を使うこと」にすらブレーキがかかってしまう。
それが、軽やかな世界の入口に立てずにいる理由のひとつかもしれない。
まとめ｜生きづらい人が「チャラく生きる」には、自分への許可が必要
気楽に、自由に、自分の時間を守りながら生きている人を見ると、うらやましい気持ちになる。
でも、そうした人たちが持っているのは、**育ってきた環境に支えられた“自己信頼”**だ。
私たちが同じように生きるには、
「人を使ってもいい」
「自分を守ってもいい」
「深刻ぶらずに逃げてもいい」
という“自分への許可”を出すことから始めなければならない。
それは簡単ではないけれど、
少しずつ「与えるだけの自分」から、「受け取ってもいい自分」へと変わっていくことで、
この世界の“チャラさ”に、ほんの少しずつ馴染んでいけるのかもしれない。
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