大阪高層マンション転落事件に思う — 悲しみと孤独、そして私たちにできること

大阪高層マンション転落事件に思う — うつ病患者として感じること

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痛ましい事件と巻き添え被害

本日、大阪で70代の男性が高層マンションから転落し、亡くなるという痛ましい事件がありました。さらに、その巻き添えで50代の自転車に乗っていた男性も命を落としました。

この出来事は、多くの人にとってショックで悲しいニュースです。しかし、私自身もうつ病を抱える者として、この事件は他人事とは思えません。

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周囲の反応と当事者の心情

周囲の人は「なぜそんなことをしたのか」「勝手に死ぬな」「巻き添えにして許せない」と感じるかもしれません。一方で、うつ病や深い心の闇を抱える人にとっては、「あの人も自分と同じだったかもしれない」「将来自分も…」という思いがよぎるのではないでしょうか。

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「生きる勇気」は簡単に湧くものではない

心が深く落ち込んでしまった人を「生きさせよう」と励ますのは、とても難しいことです。私自身、何人もの精神科医に診てもらいましたが、「生きる勇気が湧いてきた!」と感じられるような魔法の言葉はありませんでした。今も、低空飛行でかろうじて墜落を免れている状態です。

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70代の男性にあったであろう悲しみ

70代の男性に何があったのかは分かりません。しかし、楽しくて落ちることはまずないでしょう。悲観や孤独、心の深い苦しみがあったのだと思います。背景にどんな事情があったのか、孤独だったのか、想像せずにはいられません。

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巻き添えになった50代男性のこと

50代の男性も、自転車がひしゃげるほどの衝撃を受けて亡くなりました。ご家族や周囲の方の悲しみも計り知れません。

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心の孤立とメンタルヘルスの課題に向き合う

この事件を通して、私たちは「心の孤立」や「助けを求めにくい人々」の存在に改めて向き合う必要があります。そして、うつ病を含むメンタルヘルスの問題に対し、社会全体で支え合う仕組みや理解を深めることが急務です。

ただ、「孤立を完全になくす方法」を発見したら、それこそ歴史に名を刻む大発見。ノーベル平和賞ものだと思いますけども。

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これからも考え続けること

私たちは、悲しい出来事をただ悲しむだけでなく、「どうすれば同じような苦しみを減らせるか」を考え続けなければなりません。

最後に、こころって見えないですからね。いつ誰がそういう決心しているかなんて、誰にもわからないのです。

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