はじめに:夕方になると調子が悪くなる現象
うつ病の症状には個人差があるが、**「夕方になると急に気分が落ち込む」**という人も少なくない。
私自身も経験があり、何の前触れもなくズドーンと気分が落ち込むことがあった。横になって休んでも改善せず、精神科で薬を調整しても状況は変わらなかった。
しかし、あるとき夕方に短時間の仕事を入れることで、症状が軽減されることに気づいた。
なぜ夕方に調子が悪くなるのか?
① 体内リズムの影響
- うつ病の人は「午前中は比較的マシで、夕方に落ちる」パターンが多い(ただし夜型の方が楽という人もいる)
② 日照時間との関係
- 日が沈む時間帯は、気分が落ち込みやすい
- 「季節性うつ」では、日照時間が減ることで気分が悪化することがある
③ 何もせずに過ごすことで、ネガティブ思考が加速
- じっとしていると考えすぎて気分が沈む
- 身体が疲れているわけではなく、精神的な停滞が悪化の原因になることも
仕事をすることで症状が軽減する場合も
うつ病のときは**「何もしないで休んでも、休んでも、休んでも疲れは取れない」「むしろ仕事を少しした方が軽減される」**と感じることがある。
私自身、夕方に2~4時間の仕事を入れることで症状が軽減した経験がある。その理由は、
- 「働くんだ」という緊張感が適度な刺激になる
- 職場の人と「ちょっと世間話をする」ことで気分が持ち上がる
- エンジンがかかると、夕方の落ち込みが軽減される
適度な仕事が**「無気力状態」を防ぐ効果**がある可能性もある。
「短時間働く」ことを試してみるのもアリ?
もちろん、無理は禁物。うつ病の症状が重いときは、まず休むことが最優先。休んでも休んでも疲れが取れないこともあるので、焦らず自分のペースで過ごすことが大切。
しかし、ある程度落ち着いたら、短時間の仕事を試してみることで症状が軽減する可能性もある。
短時間勤務のメリット
- 気分の停滞を防ぐ → 無気力状態が軽減されやすい
- 適度な緊張感がプラスになる → ダラダラした時間が減る(別にダラダラしたくてしているわけではないんだけど)
- 社会とのつながりを持てる → 軽い社交があることで気分が上向きになる
おすすめの仕事
- 2~4時間だけの仕事を入れてみる(フルタイムは無理でも短時間なら挑戦しやすい)
- 人間関係が良い職場を選ぶ(適度な会話がプラスに働くことも)
- 清掃・軽作業・事務補助など、シンプルな仕事から始める
- 「いつでも辞めてやるんだからね!」と思いながら開き直ってドキドキしつつ働き始める🤣
**「働くことが負担になる」のではなく、「働くことで気分が安定する」**というケースもある。自分の状況に合わせて、少しずつ試していくのも一つの方法かもしれない。
まとめ
うつ病の人が**「夕方に調子が悪くなる」**ことは珍しくない。その理由として、体内リズムの影響や日照時間の変化、何もせずに過ごすことでの気分低下などが考えられる。
短時間の仕事を入れることで症状が軽減した経験がある。適度な緊張感や軽い社交が、うつ病の停滞感を和らげることもある。
もちろん、**すべての人に当てはまるわけではないが、「無理のない範囲で少し働くことが改善につながるケースもある」**ことを知っておくと、選択肢が広がるかもしれない。リハビリだと思って、良い職場が見つかりますように。
面接にこぎつけるまでが大変だけどね。仕事を探すこと自体が高いハードル。特に面接や電話をするだけでも大きな勇気が必要。でも、少しずつ行動を重ねることで、前に進めるかもしれない。
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