鬱患者の朝の目覚めのお作法

私は基本的に過眠ぎみで、何があっても寝ることができます。
眠れないという方もいらっしゃると思いますが、私はその逆のタイプです。

長時間寝ていたのですが、最近ではなんとか起き上がることができるようになりました。
昼寝をしない日が増えました。

ただ、無理なときは椅子に座ったままでも眠ってしまうことがあります。
机に頭を預けて眠るなんてことも日常茶飯事です。

私は昔、早朝清掃員をしていたことがあり、目覚める時間はだいたい午前5時から6時頃。

目をパチッと開けた瞬間から、「私は今日も生きていけるのだろうか」と考え始めます。
それは秒単位で考え始めます。

「今日は天気がよさそうだけれど、起き上がれないかもしれない」
「散歩でも行けばいいのに」
「今日なんとか生き延びても、明日や1ヶ月後はどうなっているのだろう」
「気分転換にどこか行けっていう人もいるけど、お金はつきものなんだよ」

こん考え事をしながら、気づけば1日過ぎていることもあります。

恵まれた家庭で暮らしている方なら、「大丈夫よ」と励ましてくれる人がそばにいるのかもしれませんね。しかし私の周りにはそういう人はいません。もっとも、もしいたとしても、自分がイライラしてしまうのかもしれませんが。

「このまま眠り続けながら、永眠できたら楽なのに。でも猫がいる。猫のトイレ掃除しないと」

いつも感じでいます。
こんなのを毎日しています。
毎日しているからこそ病気になったのかもしれません。

酷い時は「ぜーはーぜーはー」呼吸するのもなぜかつらい時がある。
五体満足にもかかわらず。
変なものです。

「森の中に住んだほうがいいのかな」とも空想しながら、それでも、今日はひとまず起き上がることができました。

猫に感謝。

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