同じ病気でも違う治療が必要――甲状腺ホルモン薬の例から学ぶ、自分の体を大切にする方法

先日、近所の知り合いと話していて面白い偶然に気づきました。

私もその方も、以前は同じ甲状腺科の有名な先生にかかっていたのです。しかし、二人とも「この先生は合わない」と感じ、一気に転院しました。治療期間が完全に被っていたわけではないかもしれませんが、同じ体験をしていたことが分かり、なんだか不思議な縁を感じました。

さらに、その方は転院後に「チラージンを飲まなくても大丈夫よ」と私に言ったのです。正直に言うと、私はむっとしました。もし本当に飲まなくても大丈夫なレベルだったとしたら、甲状腺ホルモンのバランスが崩れていないということ。つまり、体の動きも私より軽やかであることを示しているわけで、やはり体は人それぞれだと実感しました。私の場合は、新しい病院の先生も、元の先生の処方通りには出さず、私に合った治療を行ってくれました。

同じ病気でも治療は人それぞれ

甲状腺機能低下症は、ホルモンの分泌量や体の反応によって、必要な薬の量や種類が変わります。

• Aさんにとって不要な薬でも
• Bさんには必須の薬

となることがあります。

他人の「飲まなくても大丈夫」という経験は参考になりますが、自分の体に必要かどうかは別問題です。

自己判断で薬をやめる危険性

ネット情報や他人の体験だけで薬を中断すると、健康に大きな影響を及ぼす可能性があります。

• 体調の悪化
• 代謝やホルモンバランスの乱れ
• 新たな症状の出現

薬の服用は、必ず医師の指示と検査結果に基づいて行うことが重要です。

まとめ：他人の経験は参考程度、自分の体を最優先に

• 同じ病気でも治療法は人それぞれ
• 他人の経験や意見に振り回されない
• 自分の体調や医師の判断を最優先する

偶然同じ先生にかかっていた経験も含め、体の個別差を理解することが大切です。

自分の体は自分だけのもの。誰かの話に惑わされず、必要なケアを続けましょう。