失敗したら命を差し出しそうなほどの自責――ネガティブ志向のエリートの苦悩
失敗したらどうなるか?普通の人なら「まあ、次があるさ」と思うかもしれない。
しかし、ネガティブ志向のエリートたる鬱患者にとっては、そんな軽い話ではない。
失敗=命を差し出すレベルの自責の念に駆られる。
いや、実際に命を差し出してこの世にいない人も多数いるのだ。
それほどまでに、失敗は「取り返しのつかないもの」として心に刻まれる。
例えば、こんな感じだ。
「失敗した…」→「自分は無価値だ」→「存在していることが迷惑だ」→「命を差し出すべきだ」
このスピード感で自己嫌悪が加速するのは、もはやプロの技術と言える。
自責の念のスパイラル――ネガティブ志向の極み
普通の人が「失敗したけど、次頑張ろう」と思えるところを、鬱患者はこう考える。
「失敗した…次なんてない。自分は終わった。」
この徹底した自己反省力は、ネガティブ志向のエリートならではの特徴だ。
失敗を一つするたびに、自己嫌悪のスパイラルに突入し、抜け出すのに何日もかかる。
いや、場合によっては何週間、何ヶ月も引きずることもある。
それでも生きている――それだけで十分なのかもしれない。
ネガティブ志向のエリートとして、今日も静かに生き延びている。
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