今村柚月さん——生まれつき両腕がない名寄市役所職員の挑戦

今日は今村柚月さんの動画を見ました。
山川清香さんと一緒で役所で働きながら社会貢献されてるんですね。

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障害を乗り越え、新しい道を切り開く

今村柚月さんは、生まれつき両腕がなく、足の骨の変形などの重度の身体障害を持っています。
それでも彼女は、地元の普通学校に通い、周囲と協力しながら学び続けてきました

高校卒業後、彼女は名寄市役所に就職
足の指を使ってパソコンを操作し、児童クラブの運営や職員の労務管理を担当しています。

「高校ではパソコンの授業は少しだけだったので、ここに来てだいぶ打てるようになった」
と語る彼女は、仕事を通じて新しいスキルを身につけながら成長しています。

 

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「障害があるからこそ、自分なりの楽しみを見つけたい」

柚月さんは、学生時代から声を生かした仕事に興味を持っていました。
運動会や体育祭では、競技のアナウンスを担当し、周囲を応援することが好きだったそうです。

「元気がよくて、みんなが笑顔になれるようなラジオをしてみたいな、面白くて」

しかし、高校に入る頃には、「困っている人を助けたい」という気持ちが強くなり
大学には進学せず、地元の市役所に就職する道を選びました。

 

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職場での工夫と支援——環境を整えながら働く

名寄市役所では、柚月さんが働きやすいように低めの机やスイッチ付きの電話を準備しました。
さらに、肩で扉を開閉できる手すりも、彼女が働き始めてから設置されました。

デスクワークはほぼ一人でこなす
靴を履くときや移動時は周囲の協力が必要
職場の人々が「必要な支援はするが、過剰な手助けはしない」方針を持つ

「みんなも何かあったら声をかけてねって言ってくれるので、助かっています」

彼女は、支援を受けながらも、自分でできることを増やしていく姿勢を大切にしています。

 

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自立への思い——一人暮らしを目指して

現在は実家暮らしですが、柚月さんは一人暮らしをしたいと考えています。

「20歳っていういい機会なので、これからずっと実家暮らしというのも流石にあれなので…」

彼女は、トイレやお風呂などの一部の介助をどう確保するかが課題だと話します。
母親も、**「自分がずっと手伝えるわけではないから、支援の仕組みを考えないといけない」**と語っています。

 

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「人生は一度きり——楽しんだもん勝ち」

柚月さんは、ミセスグリーンアップルの曲を聞いて元気をもらっているそうです。
「ライブに友達と行ってみたい」と話し、障害があっても楽しみを見つけることの大切さを語ります。

「障害を持っているからできないじゃなくて、障害を持っているからこそ自分なりに楽しいことを見つけて、楽しいと思うことをやっていけたら、本当に世界が変わるんじゃないかな」

彼女の言葉は、どんな困難があっても前向きに生きることの大切さを教えてくれます。

 

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まとめ

生まれつき両腕がないが、名寄市役所で働く
足の指を使ってパソコンを操作し、業務をこなす
職場の環境を整えながら、支援を受けつつ自立を目指す
一人暮らしを考え、介助の仕組みを模索中
「人生は一度きり、楽しんだもん勝ち」と前向きな姿勢

柚月さんの生き方は、障害の有無に関係なく、誰もが前向きに生きるヒントを与えてくれます。

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