ひきこもりと聞くと、現代社会特有の現象のように思えますが、実は歴史の中にも似たような事例が存在します。その中でも特に興味深いのが、18世紀イギリスに存在した「庭園隠者」という存在です。しかし、現代のひきこもりとは大きな違いがあります。

18世紀英国には「引きこもりのプロ」がいた。貴族層の一大ムーブメント「庭園隠者」とは - ナゾロジー
目次「引きこもり」のプロフェッショナル「庭園隠者」の起源特別なイギリスの「庭園隠者」credit:pixabayPoint■18世紀のイギリスでは、貴族たちが「庭園隠者」と呼ばれる人を雇って地所に住まわせることが流行■「庭園隠者」は、来客が...
庭園隠者とは何者だったのか?
庭園隠者は、貴族の庭に住み込み、「世捨て人」としての姿を演じる役割を与えられた人々です。訪問客に神秘的な雰囲気を見せるため、髭を伸ばしっぱなしにし、身を清めることも禁止されるなど、厳しい条件が課されていました。この生活は、貴族の趣味や社交の一環として消費されるためのもので、自分の意思や自由が反映されるものではありませんでした。
現代のひきこもりとの違い
一方で、現代のひきこもりは、自分自身の空間で自分の価値観を追求する自由な生き方として捉えられることが多いです。インターネットを通じて外の世界とつながりを持ちつつ、自分のペースで生活するスタイルは、18世紀の庭園隠者とは根本的に異なります。
私は「ひきこもりのプロ」になりたい
庭園隠者のように他人の期待や幻想に縛られる生活は、私にとって魅力的ではありません。ペットのように扱われ、お風呂も入れないなんて。その代わりに、現代のテクノロジーを活用し、自分のペースで生活できる「ひきこもりのプロ」を目指したいと思います。これは、単なる孤立ではなく、自分らしい生き方を追求するための選択肢です。
昔の人もやっぱり生きるって大変だったんだなぁ。
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