先日こういうポストを見た。
アスペ傾向ある人たまに「知識としてだけ知ってるものに、共感が遅れてくる」がある気がする
僕は35歳過ぎてから「殺人、なんて恐ろしいことだ」と感じるようになった https://t.co/YevLldqCcJ
— かねどー (@kanedo_) October 15, 2025
うつ病の人は「感覚が遅れて気づく」ことがある
うつ病の人は、日常生活の中で感情や感覚が鈍くなることがあります。
そのため、知識や出来事を頭で理解していても、感覚として実感するのが遅れることがあります。
知識と感覚のギャップ
例えば、ニュースや書籍で恐ろしい出来事を知っても、すぐには「怖い」とか「悲しい」といった感覚が生まれないことがあります。
時間が経つ、あるいは別の状況に触れることで、初めて「そういえば怖かった」「悲しかった」と実感することがあります。
これは、うつ病の人に限らず、アスペ傾向の人にも似た現象として見られることがあります。
つまり、頭で理解していることと、心で感じることのタイムラグがあるということです。
日常生活での例
- 
子どもの頃に経験した出来事を、後になって思い出して初めて「怖かった」と気づく 
- 
ニュースや社会的事件を知っても、すぐには感情が追いつかず、後から共感や恐怖を感じる 
- 
他人の言動に対する感情の反応が、一般的なタイミングより遅れる 
こうした体験は、うつ病の症状の一つとして理解できます。
心理的な理解と対処法
- 
自分の感覚に焦らない 
 遅れて気づくことがあるのは自然な現象です。すぐに反応できない自分を責める必要はありません。
- 
出来事を書き出して振り返る 
 後から気づいた感覚や感情をメモすることで、自分の感覚のパターンを理解できます。
- 
小さな体験を積み重ねる 
 日常の中で少しずつ感覚を意識する練習をすることで、感情や共感の反応が少しずつ早くなることがあります。
まとめ
うつ病の人は、感情や感覚の認識が遅れることがあります。
知識として理解していることでも、体験や感覚が追いつかず、後から気づくことがあります。
この心理現象を理解することで、自分を責めずに日常生活を少しずつ調整していくことが可能です。
 
 

コメント