正しさの中でもがくうつ病の人
私の体験から学んだことをシェアします。ある日、高校生の女の子が自転車で事故に遭う瞬間を目撃しました。相手は普通車で、女の子だけでは対応できないかもしれないと思い、声をかけて「警察を呼んだほうがいいよ」と伝えました。しかし、女の子は「私もイヤホンをつけていたので悪い」と言い、私の申し出を断りました。
本来なら、運転手が警察を呼び事故処理をするべきですが、確認のあとすぐにその場を去ってしまいました。交通事故の場合、警察に連絡するのが法律的にも常識的にも正しい対応です。
周囲には他にも目撃者がいましたが、誰も声をかけませんでした。私は「自分だけが助けなければならないのか」と思い、自分を責めそうになったのです。
うつ病の人は、こうした**「正しいことをしなければ」という強すぎる責任感**が心を疲れさせることがあります。私もそうですが、見逃せない性格だからこそ、時に心が消耗してしまうのです。
自分を責めないためのポイント
自分だけが責任を負わなくてもいい
他の人が何もしなくても、自分を責める必要はありません。状況や心理状態は人それぞれです。
正義感は大切。でも無理はしない
誰かを助けたい気持ちは素晴らしいですが、自分の心や体を壊すほど責任を背負う必要はありません。
小さな一歩を大事にする
助けたいと思ったときにできる範囲で行動するだけで十分です。完璧を目指す必要はありません。
あなたの「普通」を積み重ねる
世間の「普通」に合わせる必要はありません。うつ病の人は、社会の基準を真似することすら難しい場合があります。大丈夫。自分のペースで、自分の「普通」を淡々と積み重ねれば、それで生きていけます。
まとめ
うつ病の人は、正義感や真面目さゆえに自分を責めがちです。でも、**「自分のペースでできることをやる」**という選択が、心を守る最善策です。
小さな行動を積み重ねることが、やがて自分自身の安心感や安定感につながります。完璧でなくても、自分を責めず生きる。それで十分なのです。
正しさっていうのは、自分を苦しめる材料にもなってしまうから要注意だ。
※ちなみに、この事故の場合だと、当事者同士の申し出がない限り、警察も動きようがないのです。

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